ジャパニーズオーク

皆様こんにちは。
東京・目黒、千葉、横浜の無垢材家具店BRUNCHです。

関東地方は梅雨なのに真夏のようなお天気です。梅雨は日本独特の気候。四季がある証拠でもありますね。
梅雨が終われば夏本番。木々も育つシーズン突入です。

今回はBRUNCHでは扱う複数の木材のなか、オーク材についてのお話です。

オークはヨーロッパやアメリカなど海外から輸入され、いろいろな家具に加工されています。
国産のオーク材はないのかといえば、日本では「ナラ(楢)」の木が近い品種になります。
ナラ材の中でもミズナラをジャパニーズオークといい、アメリカなどで生育しているホワイトオークと同じ樹種になります。

BRUNCHで扱っているオーク材はたくさんありますが、一部紹介いたします。

TA-0108サイドテーブル

TA-0231 サイズと脚形状が選べる27mm厚オーダーダイニングテーブル

オーク材で作られた家具は優しい色味が特徴的です。

ナラの木はどんぐりがなる木です。どんぐりがなる木もいろいろ種類があり、全部で22種類あります。
一般的に知られているのはクヌギですが、ナラもどんぐりがなります。
公園などでどんぐりを見かけた際はこれは何の木だろうと考えながら散歩すると楽しいかもしれません。
また、どんぐりについてはどんぐり銀行なんてのもあります。どんぐり銀行では森の木を増やす活動を行っています。この活動が広がっていけばそのうちジャパニーズオークを使った家具があたりまえになってくるかもしれません。

そんなどんぐり、実際に植えてみたら…

赤ちゃんオークが元気に育ってます。樹種はコナラ。ミズナラではないのでジャパニーズオークとは言い切れませんが、どこまで大きく育つか未知数です。

今回はジャパニーズオークについてでした。

木と水について

本格的に梅雨というような天気が続いていますね・・・
お天気は悪い日が続いていますが、
BRUNCHは元気に営業中です!

みなさんは木(植物)にどのくらいの頻度でお水をあげていますか?
愛があるがゆえについついお水をあげすぎてしまう・・・
そんな方も少なくないのではないのでしょうか。

しかし水をあげてしまい過ぎると大切な植物たちも根腐れしてしまい、
異臭を発してしまう可能性があります。
それでは今回は木(植物)の水やりの仕方・コツをご紹介させていただきます!

水やりのタイミングはどうすればいいの??
水やりのタイミングは、土の乾き具合を正確に判断することが大切です。
土の表面が少し乾いているからと言って水やりのタイミングとは限りません


このように土の表面の少し下まで確認してから乾いているようであればお水をあげるとよいみたいです。(私も気を付けます・・・)

室内で管理する場合

やはり室内なので太陽や、風の通し具合によって乾きにくい傾向にあります。
可愛い鉢カバーに入れていても受け皿水が溜まっているままにしていると、根腐れになりやすいものです。
これはかなり悲しいですね・・
土表面に化粧石やチップを敷き詰めている場合、表面の乾き具合も確認がし辛いためこちらも要注意です!

屋外で管理する場合

水はけ用の穴が開いている鉢にすることをオススメします
ただ穴から下へ根が伸びてしまい、水が外へだせない状態に陥っているものもある可能性もございますので
水やりをしてみて下に水が流れるか確認してみてください。

以上室内・屋外の管理方法をご紹介させていただきました。
一つでも参考になれば嬉しいです。

BRUNCHではお店でもたくさんの木や植物が育てています。
やはり木やグリーンがあると落ち着きますね、、、
これもまた不思議です。

【四季に合わせて自然を楽しむ】
皆様も是非梅雨も含め季節を楽しんでください!

木と湿気の関係

梅雨のジメジメした空気が気を重くさせる季節。
農作物や植物にとっては大切な期間だとは理解しつつ、どんよりとした空模様に引きずられ気分も落ち込みがちになりますね。
また、湿度が高いと食べ物も傷みやすくなります。
ちょっと油断していたら食材が腐っていた…なんてことも起こりうる時期です。

さて、皆様ご存じの通り、木も腐ってしまう事があります。
木が腐る原因は『木材腐朽菌』という菌。
この菌が木材を分解する酵素類を分泌し、木材の組織を破壊してしまうことで、木は腐ります。
木材腐朽菌は高い湿度を好み、木が湿った状態で乾かずにいる時に最も活発になります。
ご家庭のリビングや寝室でこの菌が繁殖し、家具が腐ってしまうということは滅多に起きないと思いますが、バスルームやキッチンなどの湿気が多い空間に木の家具や建具などがある場合は少し注意した方が良いでしょう。

木の種類によって、この腐朽菌に対する抵抗力も異なります。
ヒノキ、ケヤキ、ヤマザクラ、クリなどといった腐朽菌に対抗するための強力な耐腐朽菌物質(ポリフェノールやタンニンなど)を多く含む木は一般的に腐りにくいと言われています。
が、例え同じ一本の木であったとしても、その部位によって腐りやすさは異なります。

こちらの写真を見ると分かるように、木の多くは中心付近の色が濃い『赤身』と呼ばれる心材と、外周部の色が明るい部分『白太(しらた)』と呼ばれる辺材に分けられます。
『赤身』には様々な樹脂成分など、腐朽菌が嫌がる防腐成分が多く含まれています。
対して『白太』はまだ樹脂成分が溜まっていない若い細胞の部分。
水分も多く通す部位のため、『赤身』よりも腐朽菌の影響を受けやすいのです。
先ほど挙げた「腐りにくい」といわれる木も、部位によってはすぐに腐ってしまうため、水回りや建築の土台は赤身の材のみで作られることも多いのだとか。

腐るとまではいかずとも、湿気は木の家具にも大きな影響を与えます。
木には調湿作用があり、周囲が乾燥している時には自身に蓄えている水分を放出し、逆に湿度が高い時には余分な湿気を吸収してくれます。
木は伐採された後も生きているので、家具に加工されてからもその作用は無くなりません。
無垢材家具は天然の加湿器と言っても良いでしょう。
ただ、木には水分を放出しすぎて乾燥すると縮み、湿気を蓄えると膨らむという性質があり、これが木の家具の割れ反りの原因になります。


(↑以前展示していた、中央部分が少し垂れるように沿ってしまったテーブル)

そこで、やはり秋口~冬の乾燥する季節は、木の家具を置いているお部屋では加湿器をお使いいただく事をおすすめします。
また、エアコンの風が直接当たると乾燥の原因となりますので、湿度の高い夏であっても注意が必要です。

木も人間と同じく、湿度の影響を強く受けます。
今の季節はあまり関係ないかもしれませんが、秋冬の乾燥を感じる時期には、ご自宅の家具にも少しだけ気を配ってあげて下さいね。

 

結婚祝いに木を贈る

2018年も早いもので…6月になりました。

6月と言えば〈ジューンブライド〉。

結婚のお祝いとしてお花をプレゼントする機会は多いと思いますが、最近では観葉植物…木の贈りものも人気が高くなっているそうです。

お祝い事に鉢植えを贈ることは、〈良い出来事が根付く〉という意味を連想させるため縁起が良いと言われています。

また、そのインテリア性の高さから引っ越し祝いも兼ねて、新生活を始める2人に〈家が安らぎの場所になるように〉との願いを込めグリーンをプレゼントする方も増えているとか。

しかも、観葉植物にはお花と同じくそれぞれに〈花言葉〉があります。見た目だけではなく花言葉を調べて贈るのも素敵ですね…!

結婚祝いにふさわしいと言われるグリーンには様々なものがあります。

BRUNCHでも大切に育てているものばかり。ひとつずつご紹介します。

 

【オリーブ】

〈幸せを運ぶ木〉とも呼ばれ、様々な伝説や平和の象徴のモチーフとさせるオリーブは、モクセイ科オリーブ属に分類される常緑高木です。

果実がオリーブオイルの原料としてもおなじみですね。

花言葉は「平和」「安らぎ」「勝利」「知恵」。

オリーブにはオスの木とメスの木があり、一本の木では実が付きにくい植物のため、相性の良い木を寄り添わせて植えるのが定番の栽培方法。寄り添って人生を共に歩んでいく夫婦になぞらえ〈夫婦の木〉とも呼ばれていて、結婚式にもよく登場するグリーンです。

基本的に風通しの良い戸外か、耐陰性がないので室内でもよく日の当たる場所に置くのがポイント。一年を通して土が乾いたらたっぷりお水をあげましょう。

 

【フィカス・ウンベラータ】

フィカス・ウンベラータは、クワ科イチジク属の常緑高木。ゴムの木の一種でもあります。インテリアとして非常に人気が高い観葉植物です。

大きなハート形の葉っぱがとても可愛く、まず見た目が結婚祝いにピッタリ!

花言葉も「すこやか」「永久の幸せ」「夫婦愛」…と、2人の門出を祝うにふさわしいグリーンです。

季節を問わずよく日が当たる窓際に置いて、春~秋は土が乾いたら、冬は土が乾いてから4~5日後に水やりをしてあげると、それほど問題なく元気に育っていってくれます。初心者でも育てやすいところがプレゼントに向いています。

 

【アイビー】

アイビーは、ウコギ科キヅタ属に分類されるつる性の観葉植物です。

花言葉は「永遠の愛」「友情」。

葉の模様は、白い斑が入っているもの、グレーやライトグリーンなどのマーブル模様が入っているものなど様々な種類があります。

垂れ下がるつるが可愛らしく、強健な性質をしていてとても育てやすいこと、入手しやすいこともあり、比較的気軽にプレゼントできるグリーンです。

 

人生の節目に木を贈る。贈られる側にとっても贈る側にとっても、思い出深いプレゼントとなるのではないでしょうか。