ウッドショックの家具への影響

「ウッドショック」について、お耳にされている方も多いかと思いますが、この「ウッドショック」、建築用の木材だけでなく、家具用の木材にも影響を及ぼしています。既に値上げとなった商品もありますが、これから値上げが確定している商品もあります。ご検討頂いている商品がありましたら、お早目にご注文頂く事をお勧めいたします。

BRUNCHの家具は国内生産ですが、使用される広葉樹の多くは北米産となっています。

害虫被害で木材不足が叫ばれていたところへ、コロナウィルスによる伐採人員の不足、また北米内でのリモートワークの増加により、家具や住宅の需要が高まった事等が木材の高騰に影響していると言われています。さらに、スエズ運河で起きた事故も日本へ木材が届きにくい状況を引き起こしていると言われてます。

そしてこのウッドショック、収束の見通しが立っていないのが一番心配な点です。先にこちらのブログでご案内していた商品の値上げも、価格の調整が困難を極めており、値上げの時期が少々遅れております。

1970年代に起こったオイルショック時のトレットペーパーの様に、家具を奪い合う状況は生まれないと思いますが、残念ながら一度値上がりした価格は元に戻るとは考えにくく、「少し前ならいくらで買えたのになぁ」という後悔は生まれてしまいそうです。商品により時期や値上げ率は異なりますが、多くが秋頃までに10%前後の値上げというところでしょうか。価格は工房での決定を受けて、順次変更させて頂きます。大きな家具は、タイミングやご予算などもあるかと思いますが、ずっと悩んでいた家具があるならば、ご検討頂ければと思います。

 

オリンピックと日本の材木

7月下旬からスタートした東京2020オリンピック。
今回は無観客という事もあり、テレビの前で毎日の熱い戦いを応援された方も多いと思います。
様々な問題はありつつも、56年ぶりの自国開催という事で大いに盛り上がりました。

今回のオリンピックで新競技やメダルが期待される選手たちに注目が集まりましたが、東京五輪のひとつの目玉だったのが選手たちが活躍する「競技場」です。

特に今回は木の国日本を全世界に発信する目的もあり、全国各地のさまざまな木材がふんだんに使用されました。
国を挙げての一大プロジェクトを彩った競技場たち、意外と知られていいないことも多いみたいです。

 

木材使用量 堂々の第一位は!?

①有明体操競技場
木材使用量(材積):約2,600㎥

東京五輪で最も木材が使用されたのは、なんと有明の体操競技場!
個人的には何かと話題になっていた国立競技場が第一位かと思っていたので意外な結果でした。
ここでは施設名の通り、オリンピックの体操競技が行われ、パラリンピックではボッチャという球技が行われる予定です。
そんな有明体操競技場の中でも最も木材が使われたのが全長約90mのアーチ状の木造屋根。
屋根の主な材木は北海道産、長野産のカラマツ集成材、目を惹く外装には秋田県、静岡県、鳥取県、徳島県、高知県、佐賀県、宮崎県産の杉材が使用されました。
また観客席にもふんだんに杉材が使用されています。
これは五輪終了後、学校の下駄箱などに再利用が検討されているそうです。
ここにも日本の「もったいない精神」が垣間見えてとても良いですね。

 

木材使用量 第二位は杜のスタジアム

②国立競技場
木材使用量(材積):約2,000㎥

第二位は隈研吾氏のデザインでも話題になった国立競技場!
所在地である神宮外苑の森との調和をコンセプトに2016年12月から工事が始まり、3年後の2019年12月に施設の開会式が行われました。

国立競技場の特徴はなんといっても外装の綿密に配置された軒庇(のきびさし)。
これには全国47都道府県から集められた木材が方位ごとに配置され、この素晴らしいデザインの大きなポイントとなっています。
また木材+鉄骨をハイブリッドさせた構造材を使用した大屋根トラスは選手、観客席のどの位置からも木材の温かみを感じられるとても日本らしい造り。
そして残念ながら今回の2020五輪では無観客開催となってしまいましたが、観客席を5色のアースカラーで塗り分けることで、木の木漏れ日のような演出効果をもたらすと共に空席が目立たず今回のオリンピックためにあったようなアイデアだと話題にもなりましたね。

 

木材使用量 第三位は各国の選手たちのための施設

撮影:Tokyo2020 / Shugo TATEMI 2020年8月時点 / 内装整備前 / 新建築2021 5月号

③選手村ビレッジプラザ
木材使用量(材積):約1,300㎥

第三位には各国の選手たちが生活を共にする選手村の、代表的な施設がランクイン。
高さ6mの平屋建てで3本の柱をツイストさせたような構造にすることで、間仕切り壁を必要とせず、開放感と温かみのある空間になっています。
こちらは全国63自治体より木材を借り受け、大会終了後は解体し各自治体に返納され、公共施設などの材として利用される予定です。
一般の人は入れない場所ですが、解体される前に一度は中に入ってみたいですね。

 

オリンピックを終えて

いかがだったでしょうか。
この他にも五輪関連でたくさんの建物が建てられ、中にはそのまま今後も残るもの、解体されてしまうものとありますが、何かしらの形で日本のどこかでレガシーとして残っていくようです。

いろいろあった2020東京オリンピックでしたが、終わってみれば過去最多のメダル獲得という事で期間中は熱狂の日々でした。
選手たちへの感謝とともに、この五輪をサポートしてくれた競技場が今後どのように残っていくのか、ちょっと気にしてみると面白いかもしれません。

夏はグリーンで爽やかにコーディネート

こんにちは。
無垢家具のBRUNCHです。

6月から引き続き、蒸し蒸しな7月ですね。
梅雨明けが待ち遠しいです・・・

さて、今回の木と学ぶは、
清涼感を感じられる「観葉植物」がテーマです。
これからより暑くなる夏に向けて、
見た目からも爽やかに演出できるグリーンをご紹介いたします。

1番お手軽で試しやすいのは”水差し”
省スペースで、アクセントになる優秀すぎるインテリア
お部屋の雰囲気に合わせた器や、お気に入りの陶器、
個性のあるフラワーベースでワンポイントにも

特に夏におすすめは「ガラス」の瓶やフラワーベース
みずみずしくフレッシュな印象にしてくれます。

・ポット
涼しげな色のポットはふとした時に目に入るところにおいて、
心の癒しスポットに◎

引掛ける場所があれば、プラントハンガーに吊るして飾ると、
抜け感がでて部屋の雰囲気をグッと決めてくれます。
少し揺れるようなツルが長いグリーンを選べば、さらに気分も上がります!

・暑さに強いおすすめの背の高い観葉植物


エバーフレッシュ
葉が軽く少しの風でなびくので見ているだけで涼しく感じます
細かい葉ですが存在感があるので、お部屋全体を盛り立ててくれます。

フィカス ウンベラータ
葉大きくハート形で可愛らしくも上品なウンベラータ。
成長が早いので、小さめのうちから育てて
自分好みの大きさまで育てていくのもおすすめです。

ボトルツリー
こちらは葉が細く長いかたちです。
全体的なシルエットは細くしなやかで、高さはあっても圧迫感を感じさせません。
シースルーで合わせやすく、モダンやスタイリッシュな雰囲気にもマッチします。

※写真はお店のボトルツリーです。新しい葉っぱが出てきてくれました!

いかかでしょうか。
ちょこっとグリーンをお部屋に合わせるだけで、
暑さも和らぐのではないでしょうか。

特に水差しは、気軽にチャレンジできるので、
季節に合わせたお花や木などを選んできて
お部屋にあわせてコーディネートしてみてはいかがでしょうか。

ぜひ、リビング、ダイニング、キッチン、洗面所など、
置く場所を考えながら、お気に入りの植物を見つけてみてください!

レインツリー

今年は梅雨入りが早いようで、既にジメジメとした日が続き、気分も何となく重たく感じてしまいます。なんとも憂鬱な雨の日々ですが、雨にちなんだ名前を持つ木があります。その名も「レインツリー」。本のタイトルにもなっているようなので耳にしたことがある方も多くいらっしゃると思いますが、この「レインツリー」実は「モンキーポッド」の別名なのです。

モンキーポッドは、BRUNCH一枚板店でも多く取り揃えている、一枚板のテーブル天板に使われる木です。

TA-0791の写真イメージ1

モンキーポッドは色の濃淡がはっきりしており、木目の表情が豊かで、一枚板の中でも人気が高い木となっています。モンキーポッドという名前は、この木の実をサルが好んで食べることからついた名前で、別名のレインツリーというのは、雨が降る前に葉を閉じることから付いた名前と言われています。なんだかもっとファンタジーな名前の由来を想像していたのですが、ちょっと違いました。

レインツリーの名の由来の様に、植物が葉を閉じて眠るような動きをすることを「就眠運動」と言い、オジギソウなどの小さな植物から、モンキーポッドのような大きな木まで、マメ科の植物の多くに見られます。雨などの外部刺激を受けた時だけでなく、24時間周期で朝になると葉を開き、夕方には閉じるというのを繰り返しています。

この就眠運動は成長に欠かせないもので、マメ科の植物は眠らないと枯れてしまいます。飛行機で東西に大きく移動すると、時差ボケまで起こすそうなので、本当に人間の睡眠と変わらないですね。

ちなみにモンキーポッド(レインツリー)は、CMソングで有名な木です。人間以上に長い年月をかけて大きく成長し、一枚板のダイニングテーブルに形を変えた後も呼吸を止めず、人間と同じように環境からの影響を受けて変化し続けます。梅雨の湿気が多い時期には膨張し、冬の乾燥の時期には収縮しながら、5年~10年の歳月をかけて各ご家庭の環境に慣れてゆきます。ご購入いただいた際は、生き物として木目の個性は勿論、その変化も楽しみながら、一緒に時を過ごして頂ければと思います。

一枚板はこちらの店舗でご覧いただけます。
BRUNCH目黒通り一枚板店
https://www.brunchone.com/brunch-time

 

他に見つけた「レイン」の名前を持つ植物をご紹介します。

レインハード

レインリリー

元気に梅雨を乗り切りましょう!

「杢(もく)」について

こんにちは。
無垢家具のBRUNCHです。

令和3年も、もう5月!
気候もすっかり暖かく、もう鯉のぼりの季節まできましたね。

さて、今回の木と学ぶは、「杢(もく)」についてです。

「杢(もく)」とは
簡単にいうと、無垢の木を切った時に表れる木目・紋様のこと。
特に環境の影響を受けながら自然の中で生まれた美しい紋様のことを、
木目でなく、「」と表現されることが多いです。

樹種によって、表れる杢(紋様)には差があり、
それぞれの樹木の粋なカッコよさが表現されるポイントです。
というのも、杢は樹木の育つ過程で少しずつ形成されるもの。

木が育つまで、気候やは毎年一緒ではなく、自然の環境も変わります。
そして、木はその変化に適応しながら成長するので、
その際に生じた木の繊維のねじれや、癖などが、杢になっていくのです。

例えば、比較的ぐねぐねと曲がったり、
ねじれたりしながら育っていく「トチ」の木は、
他の樹種に見られる木目とは違い、
ぐねぐねと曲がり、どこからどこまで繋がっているのか
分からないほど細かく入り組んでみえます。(縮み杢)


トチの杢

みられる杢の種類は、樹木でも異なりますが、
同じ樹種であっても育った環境では全く違う表情に育ちます。
同じ環境であっても、木1本1本の癖や、起こったトラブルなど、
その一つひとつの積み重ねで、大きく影響します。

同じものは二つとない希少で美しい杢目は、
その木の生きてきた証のように感じれます。なんて粋ですね!

なかには、見慣れない変わった表情から、
キズや、良くない品質と思われてしまうかもしれませんが、
その「杢」の表情は、何百年もかけてその長い年月を育ってきた
その木にしか出せないとても貴重な賜物です。
一度、じっくりと観察してみてはいかがでしょうか。

東京目黒にある一枚板店では、
綺麗な杢のあるトチの木の一枚板を展示しております。
ぜひ、美しい杢をみにお越しくださいませ。

木の家 ログハウス

みなさんご存知ログハウス。
その名前を聞いてどんな家なのかはすぐにイメージ出来ると思います。
丸太を使用した外壁で、室内も全てウッディーに。
山小屋やコテージなんかが思い浮かぶ方も居ると思います。

photo by Amos Oliver Doyle via wikipedia

なんとなく知っているログハウスですが、日本の一般的な木造住宅とはどのように違うのか。
そうなると、きっとご存知の方も少なくなってくると思います。

まずログハウスの「ログ」ですが、これは丸太のこと。
当然予想のつくことですが、「ログハウス」という呼び方自体は、カタカナ英語で、英語圏では一般的ではないらしいです。
インスタで確認するとログキャビン(log cabin)という呼び方が優勢のようですね。とはいえlog houseもその3分の1ほどタグ付けされていたので、伝わらない訳でも無さそうです。

そしてログハウスについては建築基準法上では「丸太組工法」とされており、構造上重要な箇所に丸太やそれに類する木材を水平に積み上げた壁により建築する工法ということです。
そのため日本の木造建築のように柱が立っていて、壁を構築して・・・というものとは全く違い、木材の壁そのものが家を支える構造となっているということになります。
ただ、日本にそういった工法が無かった訳ではなく、奈良正倉院の校倉造はログハウスと言えるものとなります。

年輪のお話

木は年輪を数えれば、樹齢が分かると言いますが、
どうして年輪が生まれるのかご存知ですか?

樹木は1年間で2種類の成長があります。

樹木の横断面に見られる色が薄い層を「早材(そうざい)」、色が濃い層を「晩材(ばんざい)」と言います。

早材とは…
・春期にかけて形成される
・成長が早く、細胞壁層は薄いが細胞は大きくなる為幅が広い。
・柔らかい
・春材とも言われる

晩材とは…
・秋期にかけて形成される
・成長が遅く、細胞壁層は厚いが細胞は小さい為幅が狭い。
・硬い
・秋材とも言われる

要するに、早材は細胞がスカスカの為色が薄くなり柔らかく、
晩材は細胞が詰まっている為色が濃くなり硬くなるということです!

季節によって木の成長に変化が起きて、早材と晩材がが交互に出来ることで、
それが年輪として現れるのです。

ただ、全ての樹木の年輪がはっきり見られるわけではないのです。

日本のように1年周期の気候変動のある温帯地域の樹木に限り、
変動の少ない熱帯では年輪が見られないことがほとんどです。
熱帯でも雨季や乾季があれば見られることもあります。

現在、BRUNCH一枚板店にて展示している一枚板の年輪の一部もご覧下さい。

こちらは、ケヤキの一枚板天板です。 

こちらは、クラロウォールナットの一枚板天板です。

※上記の板2枚は、弊社ホームページに掲載の無い板となっております。

こうやって見比べてみると面白いですね。
皆さんも年輪を見る機会がありましたら、観察してみると面白いかもしれません!

お正月に欠かせない祝い箸

明けましておめでとうございます。
本年もBRUNCHをよろしくお願いいたします。
新年は、1月7日(木)より通常営業いたします。

さて、お正月を彩るお節料理には、それぞれ意味が込められているのは皆さんご存知だと思いますが、それを頂くお箸にも意味があるのはご存知でしょうか?

おせち料理やお雑煮をいただくときに使うお箸のことを「祝い箸」と言います。長さは24cm。これは昔の単位で八寸で、末広がりで縁起が良いとされています。中央が太い俵型をしているのは、家庭円満で一年中食物に不自由しない、という願いが込められているそうです。また、両端が細くなっているのは、片方を神様が使い、もう片方を人が使い、神と人が一緒にに祝うという意味があるからです。その為、取り分けの際に、お箸をひっくり返して使うのは、神様側を使うことになるのでタブーなのです。お箸をひっくり返して、丁寧に取り分けたつもりなのに、何故かダメだと怒られた記憶のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そして、この祝い箸に使われるのは「柳」です。神様と一緒に食事をする大事な箸が、お祝いの席で折れたりするのは縁起が悪い為、水分を多く含み、しなやかで折れにくい柳が用いられました。また、柳の木は立春の後、春一番に芽吹く為におめでたい木とされていることから、一年の初めにはもってこいの木材だったんですね。

祝い箸は、柳で作られることから「柳箸」とも、中央が太い俵型で五穀豊穣を願ったな事から「俵箸」とも、子孫繁栄を願って「太箸」とも呼ばれます。

外出がままならない2021年の幕開けですが、たくさんの願いが込められたお箸やお節料理をはじめ、日常に潜んでいる先人たちの知恵や願いに思いを馳せるのも楽しいのではないでしょうか。

オークの違い

皆様こんにちは。 東京・目黒、千葉、横浜の無垢材家具店BRUNCHです。12月に入り朝晩はだいぶ冷え込むことが多くなってきましたね。私も毎朝必死の思いでベッドから起き上がっています。さて本日はBRUNCHで取り扱っているナラ材(オーク材)についてお話ししていこうと思います。

お客様とお話ししているとこっちの木とあっちの木はどう違うんですか?とよく聞かれることがあります。その中でも一番多いのがナラ材、ホワイトオーク材、レッドオーク材です。ということで本日はこの3種類の木を見ていきましょう。

ナラ

ナラ)は、ブナ科 (Quercoideae) コナラ亜科 (Quercoideae) コナラ属 (Quercus) コナラ亜属 (subgenesis Quercus) のうち落葉性の広葉樹の総称。

原産地は日本や中国やロシアなどです。日本産のナラは現在かなり希少価値の高いものとなっています。

日本のナラ材は明治時代からヨーロッパで非常に人気が高く、日本国内で流通させるよりも輸出した方が高値で取引ができたため、大量に輸出していたそうです。また植林などの国の政策がなされなかったため、今ではめっきりと数を減らし希少な存在となっています。

ナラ材の木目は、板目でとると力強く、柾目でとると優しい印象と二面性を持っています。また柾目には『虎斑』というトラの模様のような杢目が出るのが特徴で、海外ではシルバーグレインと呼ばれ親しまれています。


ナラ材で製作可能なダイニングテーブル
TA-0014 ダイニングテーブル

ホワイトオーク

ホワイトオーク (white oak) は、コナラ属(オーク)コナラ亜属コナラ節の落葉広葉樹の総称。

原産地は主に北米で、オーク材というと主にホワイトオーク材を指すことが多くナラ材と同じブナ科の植物なので、見た目もそっくりで見分けも付きにくくナラ材が希少なものとなった現在ではナラ材に代わり主流となっている木材です。ナラ材と比べると若干荒い木目が多いことが多いです。
ホワイトオーク材は、ウイスキー樽として有名ですが、これは導管の中にチロースという成分を含んでいるため、非透水性が高く耐久性に優れている特性によるものです。


ホワイトオーク材で製作可能なリビングダイニングテーブル
TA-0084 リビングダイニングテーブル

レッドオーク

レッドオーク (red oak) は、コナラ属(オーク)コナラ亜属 Lobatae 節の落葉広葉樹の総称。

原産地はホワイトオークと同じく北米産で木目もホワイトオークとよく似ていますが名前の通りホワイトオークよりも若干赤みがかった色味が特徴です。
ナラ材が少なくなってきたことでホワイトオークが多く使われるようになり、更にホワイトオークも徐々に数を減らしてきたことからレッドオークが家具によく使われるようになってきました。


レッドオーク材で製作可能なソファ(写真はブラックチェリー)
SO-0058-2.5P ソファ

今日はナラ材、オーク材について紹介しましたが、BRUNCHには他にもたくさんの樹種から製作可能です。木材によってそれぞれ特徴なども変わってくるので、是非気軽にご相談ください!

 

 

木の癒し効果

今回は木の癒し効果についてお話したいと思います。

森林浴には様々な癒し効果があり、森の色である緑にはリラックス効果があり、PCやスマホなどで疲れた目を癒してくれます。

耳を研ぎ澄ませることで、森には心臓の音に似た自然が生み出す独特なリズムが流れていて、高周波音が脳を活性化し、リラックスさせる効果があります。

木の香りの成分「フィトンチッド」も関係しています。

ちなみに「フィトンチッド」とは、ロシア語で「phyto=植物」+「cide=殺す」をくっつけた造語です。植物の根や幹に含まれていて、森林では主に葉から放出されています。

森林の木々が木製品になっても効果は持続します。

木の香りは血圧が下がり、脈拍も落ち着き、身体的ストレスや精神的ストレスを感じた時に分泌されるコルチゾールの濃度も下がったという研究結果も出ていて、人体にも有益です。

また、がん細胞を攻撃して排除する免疫細胞のひとつであるNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させる働きもあるといいます。

他にもこのような効果があります。

・脳内のα波の発生を促し、精神を安定させます。

・自律神経を安定させる。

・交感神経の興奮を抑え、不眠を解消・快適な睡眠をもたらせる。

・ストレスホルモンを減少させる。

・脳の活動や血圧を鎮め、怒りや緊張などを和らげる。

・呼吸を正常に整える。

地球上の植物や樹木の量は膨大で、それらのすべてから放出される「フィトンチッド」の量は今日約1億5,000万トンにもなり、 この量は世界中の工場排煙やクルマの排気ガスなどの6倍に相当する量だそうです。

 

「フィトンチッド」は、目には見えませんが森の自浄作用ならぬ、まさに地球規模の自浄作用をももたらしてくれています。

また、「フィトンチッド」は、時季によっても森林内でその濃度は異なります。

6月~8月にかけて、夏場の季節が最も多くなります。

1日の中でも、午後になるとどんどん地面近くまで降りてきます。

森の中で座ったり横になっていたりすると、より多くのフィトンチッドを体内に取り入れることができます。

 

次に木の香りの成分の精油の効果について。

住居に生息するダニは、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などの大きな原因の1つになっています。気管支喘息の50~90%の原因は、室内のダニが原因と言われています。

木の香り成分の精油には、ダニの繁殖を抑制する効果・殺ダニ効果があります。

また、防虫(木の精油は防虫剤として古くから使用)・防菌・防カビの効果なども認められています。

他にも、調査で住宅の床をカーペットからナラ材などの木のフローリングに改装し、改装後にダニが激減し、木材の持つ調湿効果や木材に含まれる成分が有効に働いたことで、隠れ場所になるような隙間が無くなり、激減したという調査結果も出ています。

木にはダニを寄せ付けない効果があり、私たちの暮らしにも大きく役立っているようです。

ヒノキ、サワラ、ヒバには木材を食害するシロアリを殺したり、追い払ったりする成分が含まれています。

木の精油成分の中には、クロカビやアオカビ類、木材腐抗菌などに対して抗菌性を持っているものがあり、特にヒバ、ヒノキの精油成分には強い抗菌性があることが認められています。

木の精油成分には、合成薬品や抗生物質ほど強力ではありませんが、穏やかに作用し、害が無いことがメリットです。

他にも、老人ホームの施設でも木材が多く使われている所では、インフルエンザの発生率や不眠などの発生率が低いという結果も出ています。

木はこれだけ多くの効果をもたらし、私たちの生活に深く関わっていることが改めて分かりますね。