木材用オイルについて

暑さから解放され、急に肌寒いくらいになりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。何をしても大汗をかいていた夏を過ぎ、涼しくなってくると、お家の中で気になっていた、あの部分や、この部分のお手入れや修理に取り掛かるという方も多いのではないでしょうか。特に、家で過ごす時間が長い今年は、気になる部分も多いはず。

BRUNCHでは、日頃の家具のメンテナンスにご利用頂ける蜜蝋ワックスや、お子様にも安全にご利用頂ける自然素材の木材用オイルを取り揃えています。食品レベルの亜麻仁オイルを使用して作られるオイルは、さらっとした塗り心地で、化学物質特有の刺激臭がありません。木の特徴や木目を活かしながら保護します。素材の良さを際立たせるクリアオイルはもちろん、9色の着色オイルも取り揃えており、こだわりのDIYでも活躍する事間違いなしです。

木材に深く浸透し、美しい木目を引き出すオイルは、これからの季節、特に気になる乾燥からも守ってくれます。実際にシナ合板にウォルナットのオイルを塗ってみると、残念ながら美しい木目ではないのですが目がはっきりと見えるようになりました。画像では分かりにくいですが、乾くとすべすべで気持ち良い触り心地になります。今回はウェス(着なくなったTシャツの切れ端等)で2回塗りました。

 

左の画像の白っぽい方がオイルなしの状態です。

これは何になったかというと、プチDIYのピアスホルダーです。

 

この他にも、オイルが吸収されやすい木材用の下塗り材や、家具のメンテナンスキットなどを取り揃えています。DIYにも、年末へ向けての家具のお手入れ用にもご活用いただけます。

どれを、どんな用途で使ったら良いかなど、ご不明点はスタッフまでお気軽にお問い合わせ下さい。

 

集成材

こんにちは。
無垢材家具のBRUNCHです。

9月に入っても今年はことさら残暑が厳しく、
夏を思わせるような暑い日が続いております。

感染症予防のため、マスクも外せない日々ですが、
こまめに水分を取るなど、くれぐれもご自愛くださいませ。

気象庁による区分では9月は秋の始まり。
BRUNCHのある関東では爽やかな秋風はまだ感じられませんが、
早咲きの秋桜をちらほら見かけるようになりました。
そこにまさかの幸せを呼ぶ青い蜂 ブルー・ビー こと
「ルリモンハナバチ」!!!
幸せをみんなにはこんでくれますように。

 

さて、今回の木と学ぶは集成材についてです。

集成材とは断面寸法の小さい木材を
狂いや木の収縮が出ないように乾燥させた後
接着剤で貼り合わせたもの。

用途は大きく構造用集成材と造作用集成材の2つに分類され、
最近ではハイブリット集成材というものも。
そこで、詳しくご紹介!

構造用集成材とは
強度・耐久性のある集成材。
荷重などに対して壊れずに耐えられる力(耐力)のある板を集めたもので、
主に住宅などの建築物に用いられています。
(柱・壁・梁・土台・屋根板などなど…)
特に強度・耐火・耐力に優れた素材が必要な学校・体育館・公民館など
大型の木造施設には、構造用集成材使われています。

造作用集成材とは
建物の内部造作に用いられる集成材。
ひき板を重ねた素地の美しいもので、
床・階段などの内装や、テーブル天板などの家具に使われる
非耐力部分に使われる集成材。
構造用集成材と比べ、強度・耐久性はないが
小さい木材の集合体なので乾燥が行き届いていることもあり、
無垢材よりも強度面に優れ、色々なサイズに対応出来ます。

ハイブリット集成材とは
「木質ハイブリッド鋼材内蔵型集成材」
鋼材を集成材で覆った耐火集成材。
鋼材を組み込むことで、
木材だけでは成しえない効果を発揮しより強化された材。
建築基準法で耐火構造が必要になるので、
木造構造ではあまり高い階数を建てることはできませんでしたが、
木質ハイブリット構造が認定取得を受けたことで、
より高い階数を建てることが可能となりました。

集成材といっても、
用途に合わせた種類がご紹介した以外にもいくつかあり、
その単語は知らなくとも身近にあるもの。
特に木造建築が多い日本。
そんなにも長く愛されるのは
木の表情や、温かみがある素材があってこそ。
必要に合わせて木材をうまく組み合わせて使い、
技術は向上し続け、現代にも受け繋がれています。

最近では、無垢材よりも安価で手に入りやすいことから
DIYで集成材を使われることも多くなりました。
材の種類も多く、加工もしやすいので、
お考えの方は集成材を検討してみてはいかがでしょうか。
また、リニューアル後の横浜店でも
一部取り扱い予定となっておりますので
気になった方は、ぜひお越しくださいませ!

カビとの闘い

ついに梅雨が明けました!
今年は平年よりも遅い梅雨明けだったせいか、ずっと雨が降り続けていた印象です。
湿度もぐんぐんと上がり、気温はそうでもなくても暑苦しい日が続いていましたね。

そんな環境は人間には辛いですが、やっかいなあれにとっては最適なものとなってしまいます。
そう、この時期はカビの季節でもあります。

お客様からも家具の一部にカビが生えてしまったと、ご相談頂く事があります。
オイルないしウレタン仕上げが施された家具ならば、よっぽど放っておかなければ、カビは表面に止まり深く根を張る事態にはなりづらいのですが、例えば引き出しの内側に使用している桐材は無塗装で仕上げているため、多少カビが生えやすくなっています。

もちろん引き出しの中に桐が使われていて、それが無塗装である事には意味がありまして、桐は調湿作用を強く持つ木材であり、引き出しの中の湿度を一定に保つ働きをしています。
そのため、収納物にカビが生えないようにしてくれる機能を持つ訳で、収納物に生えてしまうかもしれなかったカビを引き受けてくれたとも言えますね。

という事で、無塗装の引き出しにカビが生えてしまった場合、どうするれば良いかという問題ですが、一番は表面を削りカビの層を無くしてしまう事です。
しかし桐の合板で作られている底板などを削ってしまうと、桐ではない材料が表面に出てしまう危険性もあるため、それ以外の方法を行う必要がある場合も。

その方法は、それこそベーシックなものですが、カビ取り剤を使用するというもの。
しかし、もちろん浴室などに使うような強力なものでは、木にダメージが入ってしまうため、木に使うことが可能と謳っているもの、もしくは非常に優しい成分で構成されているものである必要があります。

そしてそんな、木にも使えるというカビ取り剤のサンプルを頂いたので、試しに使ってみました。

まずは余っている引き出しに上手くカビを生えさせます。

中央付近の黒いシミのような箇所がカビです。

まずは表面の胞子が飛び散らないようにしつつ、ふき取ります。
濡らしたキッチンペーパーなどが良いですが、カビを退治する事を考えますとアルコール除菌ティッシュでも良いです。
ただ本来は、特にオイルないしウレタン塗装されている面については、アルコールを付着させない方が良いのでお気をつけください。

この画質ではそれだけでもそこそこ綺麗になっているように見えますが、中央には少し黒く残ってしまっています。

今回はこの優しい成分で出来たカビ取り剤を使用します。
塩素系漂白剤のような嫌な臭いがしないどころか、手についても大丈夫らしいです。
ただ、もちろんカビを漂白するなどの性能は、そういったものと比べると格段に落ちるようではあります。

念の為、底面全体に吹き付け、

まんべんなく延ばしました。

この状態で1時間ほどおき、

表面に浮き上がったカビをふき取り、または溝に入り込んだカビを優しく掻き出したりし、

最後に雑巾できれいにふき取ります。

これでカビは除去できたはず。

カビ取り剤を使用した木部も変質しておらず、これまでと同じ質感です。

なお、もしカビが取り切れていない場合は、繰り返し使用するとより効果を発揮するというレビューがありました。

そして、今回は木部に変化はありませんでしたが、同じ桐材でも木部の状態によっては変質してしまう事もあり得ると思いますので、目立つ箇所のカビを取ろうという場合は、まず目立たない箇所で試して頂けたらと思います。

木部に使えるカビ取り剤については、メーカーさんに確認を取って頂くのが安心かと思います。大事な家具に使用する場合は、ぜひご慎重に!

七夕の星祭り

こんにちは。
無垢材家具のBRUNCHです。

今年も、早くも半ばを過ぎてしまい、
じっとりと汗ばむ蒸し暑さに閉口する毎日です。

そんな日々のなか、
視覚から涼しさを感じられる色とりどりの七夕飾り。
今回はもう間近の七夕についてです☆彡

*七夕は、7月7日に行なう星祭り。

そのお話は、「おりひめ(織女)さま」と「ひこぼし(牽牛)さま」が
天の川の上で1年に1度だけ会える日といわれ、
日本の行事としては、
笹の葉に願い事を書いた短冊をつるし、毎年笹を彩ります。

♪ささの葉さらさら  のきばにゆれる
お星さまきらきら  きんぎんすなご

五しきのたんざく  わたしがかいた
お星さまきらきら  空からみてる
(童謡『たなばたさま』)

七夕といったらこの歌がすぐ浮かんでくるのではないでしょうか♬

…と、ここまでは知っていますが、子供のころの聞いたお話。
細かいことは案外覚えていない方も
多くいらっしゃるのではないでしょうか。

*少し詳しく調べてみました!

七夕は五節句のひとつで、縁起の良い「陽数」とされる
奇数が連なる7月7日の夕べに行われるため
「七夕(しちせき)の節句」といいます。
また、笹を用いて行事をすることから「笹の節句」と呼ばれることも。

【七夕伝説】と【乞巧奠(きっこうでん)】という中国のお話・風習と、
日本古来の【棚機つ女(たなばたつめ)】などが結びついて、
現在の日本で言われる七夕のかたちになったと考えられています。
(他にもいろいろな説がございます。)

【七夕伝説】
天の川の西岸に住む機織りの上手な織姫と、
東岸に住む働き者の牛使い彦星(牽牛)が、
年頃になり、天帝のすすめで結婚したところ、
仲睦まじくするばかりで全く仕事をせず怠けてしまいました。
仕事をしない織姫と彦星に怒った天帝が、
二人の間に天の川を隔てて離れ離れにしましたが、
今度は悲しみに明け暮れるばかりで働かなくなってしまいました。
そこで天帝は、
仕事に励むことを条件に七夕の夜に限って会うことを許し、
二人は天の川を渡り、年に一度、再会するようになったお話。

【乞巧奠(きっこうでん)】
七夕伝説の織姫と彦星(牽牛)の逢瀬を祝い、
織姫にあやかり機織りなどの技芸の上達を願い、巧みになるように
乞う祭り(奠)と言う意味の「乞巧奠」が中国で催されるようになりました。

【棚機つ女(たなばたつめ)】
神様を迎えるために水辺に設けた機屋に入り、
棚機(たなばた)と呼ばれる機織り機で
神様に捧げる神御衣(かみこ:神様の着る着物)を
織りあげる女性の話です。
(≪七夕=しちせき=“たなばた”≫
と読まれることの由縁とも言われているそうです)

そして、中国の織姫と日本の棚機つ女が結びつき、
現在の七夕に変化していったといわれているそうです。

*七夕飾りについて

七夕と言ったら、やっぱり笹の葉と色とりどりの
吹流しや千羽鶴、紙衣(かみこ)などの七夕飾り。
短冊にはお願い事を書いてつるしているのを毎年見かけます。

童謡の二番にも出てくる『五しきのたんざく』ですが、
実はその短冊の5色にも意味があることをご存知でしたか?

【五色:五常(五徳)】
青(緑):仁
…他人に対する親愛の情、優しさ思いやりの心で万人を愛すこと
赤:礼
…社会生活において守るべき行動のこと
上下関係がある(目上の)人や祖先・親などを敬う、尊敬すること。
黄:信
…人をあざむかないこと、友達に誠実なこと
白:義
…利欲にとらわれず、正しい行い(規則やルール)を守ること
黒(紫):智
…優れた知識・知恵を豊富に持つこと

受験生は学業成就を黒(紫)に書いて願えば良し、
家族の健康を願うなら赤に書いて願う、などなど。
願い事の内容によって色を決めれば、
より叶いやすくなるかもしれません!

織姫と彦星が年に一度再会できる日、
皆さんも星に願ってみてはいかがでしょうか★彡

 

真竹と和傘

6月に入り、急に蒸し暑くなり梅雨入りも間近となりました。傘の出番が増えるこの季節、和傘について少し調べてみました。

傘は古く中国から伝わりましたが、当時は主に日よけ用で、開閉ができないものでした。今の和傘のような防水効果がある、開閉式になったのは室町時代と言われています。和傘は唐傘(から傘)と言われることもありますが、これは、中国を意味する「唐」からきているのではなく、開閉できるようになった傘に、からくりがあるように見えて呼ばれた名前とも言われています。

さて、この和傘に使われている材料は、主に竹と和紙と油。柄の部分には木材が使われることも多いのですが、骨組みに主に使われるのは、細くてもしなやかで強い真竹です。これには傘を畳んだ時にスッキリとスリムに見えるようにという、粋な計らいもあります。古くから和傘の生産地として知られる岐阜県では、骨組みになる真竹や木材、防水用のエゴマ油、そして美濃和紙が手にはいやすいことから、和傘づくりが盛んになりました。和傘づくりに欠かせない真竹は、私たちが良く目にする孟宗竹よりも薄く弾力性があり、籠などの竹細工にも使用されます。また、真竹の筍は5月下旬から6月の初旬にかけてが旬で、まさに今が食べ頃。えぐみが少なく、美味しいんだそうです。そこからぐんぐん成長し、5年程を経て10月、11月に伐採される真竹は、時期竹と呼ばれ、丈夫で害虫にも強く、和傘の材料となります。アジアにしか生息しない竹を、日本人は昔から上手に生活の中に取り入れていたんですね。

和傘の種類についても少し触れたいと思います。和傘には、持ち主の屋号や番号などを表記したことから名前がついたと言われる「番傘」、白い輪の模様がヘビの目のように見えることから名前がついた「蛇の目傘」、そして日よけや、踊りに使われる小ぶりな「日傘」「舞傘」などがあります。

 

幼稚園の頃でしょうか、雨の日には楽しく歌った歌があります。「♪雨雨ふれふれ母さんが 蛇の目でお迎え嬉しいな ピチピチ チャプチャプ ランランラン♪」蛇の目って、傘の事だったんですね。じとじとうっとおしい季節でもありますが、雨音を楽しみつつ過ごしたいと思います。

ツツジ・サツキと仲間たち

こんにちは。
無垢材家具のBRUNCHです。

新型コロナウイルス感染症に罹患された方と
ご家族・関係者の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

また、医療機関や行政機関の方々など、
感染拡大防止に日々ご尽力されている皆様に深く感謝申し上げます。

BRUNCHでは新型コロナウイルスの感染拡大防止対策のため、
当面の間、全店舗の営業時間を変更させていただいております。

通常営業時間 11時から19時 変更後営業時間 12時から19時

お客さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、
何卒ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

五月晴れの空に鯉のぼりが悠々と舞い踊るこのごろ、
コロナウィルスの影響で、外での恒例行事・イベントは行えませんが、
草木たちは例年通り花をつけ、彩り豊かになってきました。
特にこの時期は道路脇や、公園などで『ツツジ』『サツキ』を
見たことがある方は多いのではないでしょうか。

ところで、皆さんは『ツツジ』と『サツキ』の違いをご存知でしょうか。
今回はここで簡単に紹介していきたいと思います。

【ツツジ】

ツツジ科の植物であり、
学術的にはツツジ属の植物の総称としても呼ばれる。
開花時期は4月から5月初旬くらいまでです。
ツツジの葉は柔らかく葉の裏には毛が生えてふわっとしており、
サツキと比べて葉は大きいことが特徴としてあげられます。
咲き方は木のつぼみ全てが同時期に一気に花開きます。
また、剪定しないで大きく育てると5m以上になることも。
シックハウス症候群(※1)の原因となる有害物質ホルムアルデヒドの
除去率が高いことから道路脇、街路樹にはツツジが多く植えられています。

(※1 近年、住宅の高気密化などが進むに従って、建材等から発生する化学物質などによる室内空気汚染等と、それによる健康影響が指摘され、それらは「シックハウス症候群」と呼ばれています。その症状は、目がチカチカする、鼻水、のどの乾燥、吐き気、頭痛、湿疹など人によってさまざまです。)

【サツキ】

ツツジ科ツツジ属に分類される植物。つまりツツジの仲間。
山奥の岩肌などに自生する。
他のツツジに比べ1ヶ月程度遅い5~6月頃、
旧暦の5月 (皐月) の頃に咲き揃うところから
「サツキツツジ」という名がつきました。
ツツジが庭木であるのに対して、
サツキのほうが全体的に小さく、花や葉も小さいことが特徴のため、
盆栽などで親しまれていることが多いそうです。
サツキツツジ(皐月躑躅)、映山紅(えいさんこう)などとも呼ばれています。

【ツツジ科は種類が豊富】

とても似ている『ツツジ』『サツキ』。
実は両方ともツツジ科、ツツジ属で『サツキ』も
ツツジの一種という事がわかりました。

では、よく呼ばれるツツジとは、
どんなものなのでしょうか。
個人的にはヒラドツツジが良く指されるように感じます。

『ヒラドツツジ』ツツジ科 / ツツジ属

ケラマツツジ、モチツツジ、キシツツジなどの交配種。
庭木、公園木、生け垣などに使われる代表的なツツジで、
一番多くの方に見られているのではないでしょうか。
花冠の大きいものが多く、花つきがよいことが特徴。
花色も、白、桃、紅、赤、朱、紫色など多彩です。

また、ツツジとは分類される、
シャクナゲも有名ですね!

『シャクナゲ』ツツジ科 / ツツジ属

大きい半球状の花が印象的なシャクナゲ。
葉形は楕円形で肉厚、光沢があり、花色は赤~白、黄色など。
日本のシャクナゲは、高山に自生しています。
厳しい環境の山の中でもこんもりとした鮮やかな花を咲かせるシャクナゲは、
神聖なものとして扱われることも珍しくなかったそうです。

 

また、ツツジ科だけれど、ツツジ属でないものも。

『ドウダンツツジ』ツツジ科 / ドウダンツツジ属

春に咲く白い壺形のかわいらしい小花と、
秋には一面真っ赤になる紅葉が特徴の、落葉性の花木です。
庭木や生け垣に植えられることが多く、
こちらもいまが見頃を迎えています。

 

【実はあの果実もツツジ科!?】

じ・つ・は、あの果樹、

ブルーベリーもツツジ科なのです!

『ブルーベリー』ツツジ科 / スノキ属

花や果実を観賞するだけではなく、
果実を生食やジャムなどに加工して楽しむブルーベリー。

ただツツジ科というだけで、
似ていない?と思われますが、
果実を噛むと、口に残るごく小さい粒々がタネで、
それがツツジ科植物のタネの特徴なのだそうです。

【最後に】

ツツジは見た目の美しさから古くよりとても人気で、
園芸品種として交配され美しい品種が多くあります。

身近にある道路脇のツツジは、
街並みを鮮やかにしてくれるだけでなく、
有害物質ホルムアルデヒドの除去もしてくれているとは驚きです!
一度ゆっくり鑑賞してみてはいかがでしょうか。

桜と言えばソメイヨシノ?

新型コロナウイルス罹患者と、そのご家族および関係者のみなさまに、心よりお見舞い申し上げます

コロナウィルスの影響で、せっかくの桜も心から楽しめない今春ですが、やはり柔らかくなった空気と共に咲き始めるピンク色の桜は可愛らしく、嬉しいものです。“桜”と言って、真っ先に思い浮かべるのはソメイヨシノだと思いますが、ソメイヨシノはあまり家具には使われておらず、ブログでも何度か取り上げている通り、家具に使われる”桜”は、山桜やブラックチェリーがほとんどです。

では、なぜソメイヨシノは家具の材料として使われないのでしょうか?

お花見に行くと、その可愛らしい花はもちろんですが、味わい深い幹や枝ぶりにも目を奪われます。ソメイヨシノの木、ウネウネ、ゴツゴツ、個性的な木が多いと思いませんか?

私たちの目を楽しませてくれる、その個性こそが家具に使われない理由なのです。ソメイヨシノは、ねじれ上がりながら成長するため、真っすぐな木材か切り出しにくいのです。また、幹の中に空洞ができやすいことも、木材にしにくい理由の一つです。伐採後は、茶筒などの小物に利用されたり、スモークチップにされることがほとんどで、ソメイヨシノの家具はなかなかありません。

ソメイヨシノは、江戸時代後期に、観賞用にオオシマザクラとエドヒガンを交配した雑種で、「桜と言えばソメイヨシノ」と言うイメージになったのは、明治時代に入ってから。それ以前は、家具にも使われている山桜でお花見を楽しんでいました。

現在私たちを楽しませてくれているソメイヨシノの多くが寿命を迎えることから、より病気に強く、寿命の長い“桜”への植え替えを進めているところもあり、その品種は様々。“桜”には、600品種程が存在すると言われています。時代と共に、山桜からソメイヨシノへと“桜”の代表的なイメージが移り変わったように、また一つ、私たちの“桜”のイメージも変化していくのでしょうか。

Brunch+Chibaでもオオシマザクラが春を告げています。大きくなり過ぎない桜の品種もあるので、ご自宅で時代に左右されない、ご自身の“桜”を毎年楽しむのも良いのではないでしょうか。

沈丁花について

こんにちは。
無垢材家具のBRUNCHです。

3月に入り、植物たちの芽吹きが見られるようになってきました。チューリップもぐんぐんと背を伸ばし、綺麗に咲かせる準備をしている姿をみなさまも街中で見かけることも多くなったのではないでしょうか。

気候は暖かい日、肌寒い日、強風の日と、春になるための準備を急いでいるように感じます。季節の変わり目、乾燥している日も続いているので体調を崩されないようご注意下さい。

BRUNCHがある関東地方は春一番は過ぎましたが、まだ風を感じる日々です。そんな風に運ばれて最近は沈丁花(ジンチョウゲ)の優しい香りが運ばれてきました。

沈丁花はジンチョウゲ科の常緑低木で、樹高は1m~1.5mほど。枝が良く分岐するので剪定をしなくても丸くこんもりとした樹形を保ちます。春先に小さな花が毬のようになって枝先に咲きます。

香り高い花を咲かせる春の代表的な樹木で、春の沈丁花、夏の梔子、秋の金木犀を合わせて三大香木と称されます。その中でも沈丁花は一番遠くにまで香りが届くといわれ、その香りには100種類以上の成分が含まれているそうです。

【シロバナジンチョウゲ(白花沈丁花)】

原産は中国と言われており、室町時代にはすでに栽培されていたという記述があります。その頃から香りを楽しまれていたようです。

沈丁花の品種は、白色に赤みを帯びた小花が固まって咲く種類が最も多いですが、白く花が咲くシロバナジンチョウゲ(白花沈丁花)や、葉の縁取りが黄色く縁取られている(斑入り)のフクリンジンチョウゲ(覆輪沈丁花)、花の外側が淡紅色になっているのが特徴なウスイロジンチョウゲなどもあります。

【フクリンジンチョウゲ(覆輪沈丁花)】

【ウスイロジンチョウゲ】

香りのよい花を咲かせる沈丁花ですが、赤い実や根、樹液に至るまで毒性があります。その毒により身体的な害は沈丁花の部位によって違いがでますが、樹皮や樹液に触れると、皮膚炎や水疱ができてしまう可能性があります。
また沈丁花の実は誤って食べてしまうと下痢や嘔吐、最悪の場合は心臓障害を起こす可能性があるほど。
剪定などお手入れをする際は手袋が必須となります。また子供やペットが間違えて沈丁花に触れたり、樹皮や樹液、花などを体内にいれないよう注意が必要です。

沈丁花は一年中緑の葉をつける常緑樹であるため、観葉植物としてや、花をつけた時期には、いくつか摘んでおき、モイストポプリとして楽しむことができます。さわやかな甘い香りで春の訪れを知らせてくれ、葉が枯れず花も愛らしいので、庭の一角にスペースがある方は、ぜひ沈丁花を育ててみてはいかがでしょうか。

それでは今週はこの辺で。
次回の木と学ぶもお楽しみに!

乾燥と静電気と木

2月に入り、日が延びてきたことを実感している今日この頃ですが、まだまだ厳しい寒さが続いています。
さて、寒さとセットでやってくる「乾燥」。そしてこの「乾燥」によって頻度が高くなる、バチッという「静電気」。私もこの時期は車のドアに触れる度に痛い思いをしています。

ご存知の方も多いかと思いますが、この「静電気」、冬に多く発生するのは「乾燥」が大きく関わっています。私たち人間の体には電気が流れています。この体内の電気、湿度が高いと、空気中の水分を介して体外に逃げていきますが、「乾燥」していると、体の中に溜りがちです。それが金属など、電気を通しやすいものに触れると一気に放出され、バチッと痛い思いをさせられるのです。
そこで登場するのが「木」です。「木」は、電気をゆっくりと流して放出するため、あのバチッと痛い思いをすることなく、体内の電気を逃がしてくれます。私もBRUNCHで毎日木の家具に触れるようになってから、マフラーを外す際の髪の毛のパチパチや、ドアノブに触れた時のバチバチが減ったと実感しています。「木」にはリラックスなど、癒しのちからがあるとも言われていますが、静電気除去にも役立つなんて、木の家具を生活の中に取り入れると良いことがいっぱいですね。

とはいえ、木の家具達も「乾燥」は得意ではありません。「乾燥の季節がやってきます。」でもご案内していますが「乾燥」は、天板の割れや反りの原因となります。加湿器などで湿度を保てば、木の家具の劣化も防ぐことができ、風邪予防にもなり、体内の静電気も放出される。湿度と仲良くしつつ、BRUNCHの木の家具達に触れて静電気を放出しながら、木のぬくもりに癒されて下さい。皆様のご来店をお待ちいたしております。

お正月の脇役たち

明けましておめでとうございます。
本年もBRUNCHをよろしくお願いいたします。

さて、新年初の木と学ぶはお正月のおせち料理に欠かせない脇役、あしらいについて取り上げます。

<お正月の葉ものたち>

古くから縁起担ぎが好きな日本人、そんな中でもその年の繁栄を願って作られるおせち料理には色んな意味が込められています。
まめに暮らすという意味の「黒豆」や縁起の良い紅白の「なます」などは有名ですが、今回は脇を固める葉っぱたちにスポットを当ててみます。

 

・南天(なんてん)

メギ科ナンテン属の常緑低木でのど飴としても有名ですね。
「難を転ずる」というところから縁起の良い木とされ、江戸時代には火災を避けられるとして玄関先に植えられたそうです。
また初冬にかけて付く赤い実には魔よけの効果もあるとして慶事に用いられました。
おせちのみならず、様々な縁起の良い場面で目にしますね。

 

・裏白(うらじろ)

シダ植物門ウラジロ科に属するシダで、葉の裏が白いことから「裏表のない正直さ」から、おせちに用いられることが多いようです。
また諸説あり「白髪になるまで長生きする」といった意味や、葉が枝垂れるためシダる→歯垂る(しだる)→齢垂るとかけて長寿の願掛けの意味もあるようです。

 

・楪(ゆずりは)

ユズリハ科ユズリハ属の常緑高木で、春に若葉が出たあと前年の葉がそれに譲るように落葉することから、子孫繁栄の象徴として縁起の良い植物として重宝されました。
同じ理由から家紋などにも用いられていたそうです。

 

・松(まつ)

お正月と言えばの門松にも使われる松は、真冬でも青々とした葉を茂らせる長寿と健康のシンボルであり、神の依り代であるため縁起が良いとされています。
「まつ」と呼ぶのは神をまつ、祀るからきているという説もあるようです。

 

代表的なものを挙げましたが、この他にも菊の葉や竹、葉蘭などお正月のおせち料理だけでもこれだけ様々な植物がちりばめられています。

1月7日には人日の節句で七草粥を召し上がる機会などあるかと思いますので、いろんなゲン担ぎや由来についてちょっと調べてみると思わぬ発見があって面白いかもしれませんね。