6月の木”ヤマボウシ”

5月も過ぎて曇り空も増えて関東も一気に梅雨へ入りそうですね。

九州北部や四国はもう梅雨入りしたとのこと。
5月に梅雨入りするのは5年ぶりだとか。

BRUNCH+Yokohamaには6月に花を咲かせる、

『ヤマボウシ(山法師)』が見頃になりました。

*ヤマボウシ:ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木


*改良品種「常緑ヤマボウシ」

 

白く可愛らしい花は、庭先や街路樹としてみかけることも多い植物なので、皆さんどこかで見たことある方も多いのではないでしょうか。

日本(沖縄〜本州)中国、朝鮮半島の山地に自生して5m〜10mほどに成長します。

9月から10月には赤い実をつけて、冬には紅葉も楽しむことができる季節を感じられるところも人気の一つの様です。

 

 

 

赤い実はというとなんと食べられるんです。
私はまだチャレンジしたことがないのですが、ジャムや果実酒等にも加工されています。


*出典:http://kunimura.shop-pro.jp/?pid=23937815

 

古くから生息するヤマボウシですが硬く粘りがあることから、
樫の木がない土地では代用として木槌や農業に使う道具の柄の部分に使われたり、水車の材としても使用していたようです。

 

 

どんな木でも今も昔も様々な用途で利用されていますね。

花言葉は”友情”。
大切な友人へのプレゼントにも喜ばれそうですね。

 

 

 

 

無垢家具の醍醐味!木の模様はこう出る、木目の基本。

無垢の木の板には木目があります。

一般的には「年輪(ねんりん)」と呼ばれ、木の切り株の断面を想像していただくと、円周状の輪っかがイメージできるかと思います。

これは、暖かい時期と寒い時期で木の成長のスピードが違い、

その違いが模様として出てくるのが一般的に年輪と呼ばれるものです。

この年輪があるために、木の切り方ひとつで様々な模様が出てくるのが木目の面白いところです。

木を木口(コグチ)方向(長ネギで例えるなら、輪切り!)で切っていくと

同じような模様のまま、まるで「金太郎飴」のように切れていきますが、

この輪っかに直角になるように切るか、平行に切るかで、

模様が変わっていきます。

木目に直角方向がこちら、

直角方向に切ると模様は

このようになり、柾目(まさめ)と呼ばれる木目になります。

 

平行方向の切り方がこちら。

 

木目に平行方向に切ると、

このように板目(いため)と呼ばれる木目になります。

 

普通に木目と呼んでいる模様にはこのような種類があります。

まずはこの基本を頭に置いておくと、木製の家具を見るときに木の状態を想像できて面白いかもしれません。

ウェットクリーニングとは・・・⁉︎

2/23の投稿「洗濯表示が変わったことご存知でしたか?」で新しい洗濯表をご紹介する中で、ドライクリーニングならぬウェットクリーニングという表示がある事が分かりました。
業務クリーニングの1ジャンルとの事ですが、いったいそれはどんな洗濯の事なのか。
今回はまず、そちらを確認してみたいと思います。

ウェットクリーニングはJISの規定によりますと
「特殊な技術を用いた業者による繊維製品の水洗い処理。」となっており、家庭では水洗いが出来ないような繊維製品をクリーニング店で洗濯を行う事です。

ドライクリーニングは水では無く有機溶剤を使用して洗濯をするため、油性の汚れを落とすには適していますが、水溶性の汚れを落とすには向いていないそうです。
それでも家庭で水洗い出来ないような繊維製品に、汗や食べ物のシミなどの水溶性の汚れが付いてしまう恐れはあります。
そんな時にウェットクリーニングの出番。
クリーニング店で専用の洗剤を溶かした水で丁寧に洗い、最終的に専用のプレス機などを使用し乾かす事で、型崩れなどを防ぎます。
専用のプレス機というのは例えば人の形をしているデザインのものだったりで、なかなか家庭で揃えられるような機械ではありません。

家庭でもドライクリーニング向けの製品を、専用のおしゃれ着用洗剤などを使用して洗う事が出来ますが、確実に型崩れを起こさずに洗いたい場合にはクリーニング店にお願いした方が良いかもしれませんね。

エバーフレッシュ。

昼間は葉を広げ、夜になると葉を閉じるのが特徴の「エバーフレッシュ」。
別名「アカサヤネムノキ」といいます。

エバーフレッシュはマメ科に分類されます。
そのため、夜のなると葉を閉じて眠るという性質があります。
この性質は、就眠運動と呼ばれており、日の光に関係なく大体24時間周期で起きているようです。
マメ科の植物は、眠らないと枯れてしまうということも分かっており、この就眠運動は大切な役割になっています。

<日当たり・置き場所>
【屋外】
春~秋にかけて屋外で管理することもできますが、夏の直射日光に弱いため、
50%~70%遮光してください。
気温が高いと葉が焼けやすくなるため、40℃を超える場合は注意が必要です。

【屋内】
耐陰性があるので、屋内でも大丈夫です。
しかし日光がよく当たった方が健康な株になるので、なるべく日光が当たる場所に置いてください。
ただし、エアコンのなどの風が直接当たると葉が痛んでしまうので、風が直接当たらない場所に置くようにしてください。

<温度>
低温に強い植物ではないので、10℃以下にならないように気をつけてください。
ベランダ等で育てる場合は、外の気温が20℃ぐらいから室内に入れることをお勧めします。

<水やり>
【気温が15℃以上のとき】
主に春~秋の成長期では土の表面が乾燥したらたっぷり水を与えます。

【気温が15℃以下のとき】
エバーフレッシュは気温が15℃前後を切ってくると成長が緩慢になってきます。
水もあまり必要としなくなるので、水やりの回数を減らし、
土の表面が乾いてから2~3日後に水やりをしてください。
エバーフレッシュを乾燥させて樹液の濃度を高めることで耐寒性をあげることができます。

軽やかな葉が魅力のエバーフレッシュの育て方をご紹介しました。
お部屋の中にぜひ、植物を取り入れみてください。
きっと心地良い空間になるはずです。

それではまた次回。

紫陽花は花じゃなくて木?

少し気が早いですが、
もう少しすると見頃を迎える紫陽花。

鮮やかな色合いと季節柄、
とても印象深い紫陽花ですが、
意外に知らないことがたくさんあります。

紫陽花と言えば綺麗な花を咲かせるので
てっきり花だとばかり思っていましたが、
実は「木本(※)」に分類されている
落葉低木の一種だそうです。

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※木本とは・・・
木部が発達した多年生の地上茎をもつ植物で、
高木と低木とに分かれる。
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つまり、紫陽花は花ではなく、ということです。

さらには、花と思っていた部分は
実は花ではないとのこと。

赤マルで囲ったちいさな部分が「」で、
その周りの花だとばかり思っていた部分は
がく」と呼ばれる、
花を守るために葉っぱが変化した部分です。

こちらはガクアジサイという名前の紫陽花です。
白が「花」、紫が「がく」です。
この形を見ると、たしかに言われてみればと思いますね。

今では品種改良されて
さまざまな色の紫陽花がありますが、
実は紫陽花自体は色素が1つ(アントシアニン)しかなく
土壌の酸性度」「アルミニウムイオンの量」「遺伝的な要素
これらの影響を受け色が変わるそうです。

ちなみに日本は火山や雨の影響で弱酸性の土壌が多いので、
青系紫系が主流。
たいしてアルカリ性の土壌が多いと、赤系が主流となります。
ヨーロッパなどではが多いそうです。

良く知っているつもりの紫陽花でしたが、
実はいろいろと知らないことがたくさんありました。

今年は紫陽花を見るのが、もっと楽しくなりそうです。
それではまた次回。