「杢(もく)」について

こんにちは。
無垢家具のBRUNCHです。

令和3年も、もう5月!
気候もすっかり暖かく、もう鯉のぼりの季節まできましたね。

さて、今回の木と学ぶは、「杢(もく)」についてです。

「杢(もく)」とは
簡単にいうと、無垢の木を切った時に表れる木目・紋様のこと。
特に環境の影響を受けながら自然の中で生まれた美しい紋様のことを、
木目でなく、「」と表現されることが多いです。

樹種によって、表れる杢(紋様)には差があり、
それぞれの樹木の粋なカッコよさが表現されるポイントです。
というのも、杢は樹木の育つ過程で少しずつ形成されるもの。

木が育つまで、気候やは毎年一緒ではなく、自然の環境も変わります。
そして、木はその変化に適応しながら成長するので、
その際に生じた木の繊維のねじれや、癖などが、杢になっていくのです。

例えば、比較的ぐねぐねと曲がったり、
ねじれたりしながら育っていく「トチ」の木は、
他の樹種に見られる木目とは違い、
ぐねぐねと曲がり、どこからどこまで繋がっているのか
分からないほど細かく入り組んでみえます。(縮み杢)


トチの杢

みられる杢の種類は、樹木でも異なりますが、
同じ樹種であっても育った環境では全く違う表情に育ちます。
同じ環境であっても、木1本1本の癖や、起こったトラブルなど、
その一つひとつの積み重ねで、大きく影響します。

同じものは二つとない希少で美しい杢目は、
その木の生きてきた証のように感じれます。なんて粋ですね!

なかには、見慣れない変わった表情から、
キズや、良くない品質と思われてしまうかもしれませんが、
その「杢」の表情は、何百年もかけてその長い年月を育ってきた
その木にしか出せないとても貴重な賜物です。
一度、じっくりと観察してみてはいかがでしょうか。

東京目黒にある一枚板店では、
綺麗な杢のあるトチの木の一枚板を展示しております。
ぜひ、美しい杢をみにお越しくださいませ。