結婚祝いに木を贈る

2018年も早いもので…6月になりました。

6月と言えば〈ジューンブライド〉。

結婚のお祝いとしてお花をプレゼントする機会は多いと思いますが、最近では観葉植物…木の贈りものも人気が高くなっているそうです。

お祝い事に鉢植えを贈ることは、〈良い出来事が根付く〉という意味を連想させるため縁起が良いと言われています。

また、そのインテリア性の高さから引っ越し祝いも兼ねて、新生活を始める2人に〈家が安らぎの場所になるように〉との願いを込めグリーンをプレゼントする方も増えているとか。

しかも、観葉植物にはお花と同じくそれぞれに〈花言葉〉があります。見た目だけではなく花言葉を調べて贈るのも素敵ですね…!

結婚祝いにふさわしいと言われるグリーンには様々なものがあります。

BRUNCHでも大切に育てているものばかり。ひとつずつご紹介します。

 

【オリーブ】

〈幸せを運ぶ木〉とも呼ばれ、様々な伝説や平和の象徴のモチーフとさせるオリーブは、モクセイ科オリーブ属に分類される常緑高木です。

果実がオリーブオイルの原料としてもおなじみですね。

花言葉は「平和」「安らぎ」「勝利」「知恵」。

オリーブにはオスの木とメスの木があり、一本の木では実が付きにくい植物のため、相性の良い木を寄り添わせて植えるのが定番の栽培方法。寄り添って人生を共に歩んでいく夫婦になぞらえ〈夫婦の木〉とも呼ばれていて、結婚式にもよく登場するグリーンです。

基本的に風通しの良い戸外か、耐陰性がないので室内でもよく日の当たる場所に置くのがポイント。一年を通して土が乾いたらたっぷりお水をあげましょう。

 

【フィカス・ウンベラータ】

フィカス・ウンベラータは、クワ科イチジク属の常緑高木。ゴムの木の一種でもあります。インテリアとして非常に人気が高い観葉植物です。

大きなハート形の葉っぱがとても可愛く、まず見た目が結婚祝いにピッタリ!

花言葉も「すこやか」「永久の幸せ」「夫婦愛」…と、2人の門出を祝うにふさわしいグリーンです。

季節を問わずよく日が当たる窓際に置いて、春~秋は土が乾いたら、冬は土が乾いてから4~5日後に水やりをしてあげると、それほど問題なく元気に育っていってくれます。初心者でも育てやすいところがプレゼントに向いています。

 

【アイビー】

アイビーは、ウコギ科キヅタ属に分類されるつる性の観葉植物です。

花言葉は「永遠の愛」「友情」。

葉の模様は、白い斑が入っているもの、グレーやライトグリーンなどのマーブル模様が入っているものなど様々な種類があります。

垂れ下がるつるが可愛らしく、強健な性質をしていてとても育てやすいこと、入手しやすいこともあり、比較的気軽にプレゼントできるグリーンです。

 

人生の節目に木を贈る。贈られる側にとっても贈る側にとっても、思い出深いプレゼントとなるのではないでしょうか。