オリーブに実がなりました!

こんにちは。無垢材家具のBRUNCHです。

金木犀の心地よい香りが、涼しく爽やかな風に乗って、
今年もすっかり秋めいてきましたね。

秋と言ったら何を思い浮かべるでしょうか・・・
読書の秋、芸術の秋、食欲の秋、
実りの秋、スポーツの秋…など

私はお店のオリーブに実がついていることに
気が付いた瞬間が今年初めの秋を感じた瞬間でした!

今回の木と学ぶは、「実りの秋」ということで、
『オリーブの木』に注目してお伝えしていきます。

オリーブについて、皆さんはどのくらい知っていますか。
ご家庭で出番の多いオリーブの実から作られるオリーブオイルでしょうか、おしゃれにサラダに散らすオリーブの実などでしょうか。
お店の前に置かれた観賞用の植木でしょうか・・・?
活躍の場も多く、考えてみれば何かと身近にいるオリーブ。

ちょっと新しい面をのぞいたら知らない事ばかりでした!

 

オリーブ-olive-

モクセイ科の常緑高木
オリーブの起源は小アジアに自生していたことから始まります。
栽培するようになったのはシリアあたりと言われているそうです。
栽培の歴史は5000~6000年前からと古くから重宝されており、
その後、文化の発展により他国へも広がってゆき、
オリーブ栽培地域も増やし今日まで長く栽培されています。

多く流通されているのは、
イタリア、スペイン、ギリシャ、トルコ、シリア産などですが、
明治に日本でもオリーブ栽培を始めようとする試験栽培がありました。

そこで初めて成功した場所が、香川県の小豆島。
小豆島では現在も栽培をしているそうです。
ただ、オリーブオイルなどは輸入品が多く出回っており、
国産のオリーブオイルの流通量はなんとも少ないそうで・・・

なかなか普通のスーパーには並ばないとは思いますが、
そんな希少なオリーブ気になりますね!
こんなご時世だからこそ、出向くのではなく、
ネット通販などでお寄り寄せなんてしてみたいですね。

オリーブの実

オリーブの実は緑だったり黒だったり、
塩漬けにされたものはよくスーパーでも見かけますね!
お店の前に置かれた鉢植えのオリーブに実がなっていると、
これはこのまま食べられるのかなーなんて思っていましたが、
じつはそのまま食べてしまうと、渋くて鳥も食べないほどらしいです。

実の色は熟している程度で緑→紫→黒の順に移行していきます。
渋さも同じ順で減ってはいくものの多少はあるそう。
塩漬けもただ塩につけるのではなく、
苛性ソーダを使って渋抜き加工をすることで、
食べられるようになるのだとか!
お家で加工はなかなか厳しそうですね、
私は…おとなしく買おうと思います。

 

オリーブの花言葉

「平和」

旧約聖書に記された「ノアの方舟」に由来した花言葉
人間に怒った神様が起こした大洪水から、
逃れるためにノアの箱舟に家族や動物をのせ、
その後日、船にいた鳩が地上からオリーブの枝を
くわえて戻ってきたことで、洪水が収まったという話。
このお話から「平和」の花言葉にされているようです。

「知恵」

ギリシア神話「女神アテネとポセイドンの覇権争い」に由来した花言葉
都市をめぐって争っていた女神アテネと海神ポセイドンがおり、
それを知った全知全能の神ゼウスは
「より人々の役に立つ贈りものをした方に都市を任せる」
としました。そこで、ポセイドンは戦に勝てるように「馬」を、
アテネは薬の材料や食物になる「オリーブ」を。
…神ゼウスと人々は、「オリーブ」を持ってきたアテネを支持し、
賛同したそうです。
そうして、様々に役立たせることのできる知恵の大切さが
分かることから「知恵」の花言葉にされているようです。

 

モチーフに使われることも多いオリーブ

花言葉に込められた意味から、
選ばれることも多いみたいですね。
ドライのリースなら気軽に取り入れられるので、
お部屋に飾るのもいいかもしれません。

~お店のオリーブ@目黒通り本店~

まだ青いオリーブの実がなっていました!
ここから紫と黒まで色が変わっていってくれるのでしょうか。
数は少ないですが、楽しみに見守っておこうと思います。