皆様こんにちは。
東京・目黒、千葉、横浜の無垢材家具店BRUNCHです。
うだるような暑さが続きますね。
今日の東京の最高気温は35℃、外にいるだけで汗が噴き出してきます。
しかし不思議なもので、こんな暑い時こそ外でバーベキューをしたりキャンプに行きたくなる方も少なくないのではないでしょうか。
かく言う私もキャンプにはまっていまして、先日も行ってきました。
夜は焚き木をして湯を沸かしたり、ぼーっと眺めたりするんですが、
薪にも様々なものがあるようで、今回はこれについて調べてみました。
<薪になるまで>
樹木は切ったばかりの状態を生木といい、水分が約50%を占めます。
当然この状態では火が付きづらく、薪として使うには不向きです。
大きな丸太を燃やしている場面は見たことがないですよね。
木は乾燥していないとうまく燃えてくれないので、まず細かく割り表面積を多くしよく空気に触れさせるようにした上で、約一年間ゆっくりと乾燥させます。
こうしてカラッと乾いた状態にすることで、火付きがいい良い薪となるそうです。
<針葉樹の薪>
スギ、ヒノキに代表される針葉樹ですが、これを軟木と呼びます。
読んで字のごとく、硬い広葉樹に比べて軟らかいためこう呼ばれますが、特徴としては非常によく燃える点です。
針葉樹が軟らかく軽い理由は、繊維が詰まっていないから。
つまり空気をたくさん含んでいるため、よく燃えるのです。
しかし燃え尽きるのも早く、ヤニが多く発生するので主には焚き木の最初だけ、火付けの役割として使用される場合が多いようです。
<広葉樹の薪>
家具にも使われる広葉樹は硬く、重いです。
つまり軟木に対して堅木と呼ばれます。
ナラやクヌギに代表される広葉樹はカブトムシやクワガタが好む木としても有名ですよね。
広葉樹は硬く、繊維が詰まっているため火付きは悪いですが、一度燃え出すと火持ちが非常によく、一本の薪で長く燃え続けてくれます。
持ちが良いので灰の量も少なく済み、薪ストーブなどには重宝される材木だそうです。
適材適所というように、同じに見える木々たちもそれぞれに特性があり、それをきちんと理解したうえで使ってあげることで本領を発揮します。
今年の夏、キャンプやバーベキューをされる機会がありましたら、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、また。