ウェットクリーニングとは・・・⁉︎

2/23の投稿「洗濯表示が変わったことご存知でしたか?」で新しい洗濯表をご紹介する中で、ドライクリーニングならぬウェットクリーニングという表示がある事が分かりました。
業務クリーニングの1ジャンルとの事ですが、いったいそれはどんな洗濯の事なのか。
今回はまず、そちらを確認してみたいと思います。

ウェットクリーニングはJISの規定によりますと
「特殊な技術を用いた業者による繊維製品の水洗い処理。」となっており、家庭では水洗いが出来ないような繊維製品をクリーニング店で洗濯を行う事です。

ドライクリーニングは水では無く有機溶剤を使用して洗濯をするため、油性の汚れを落とすには適していますが、水溶性の汚れを落とすには向いていないそうです。
それでも家庭で水洗い出来ないような繊維製品に、汗や食べ物のシミなどの水溶性の汚れが付いてしまう恐れはあります。
そんな時にウェットクリーニングの出番。
クリーニング店で専用の洗剤を溶かした水で丁寧に洗い、最終的に専用のプレス機などを使用し乾かす事で、型崩れなどを防ぎます。
専用のプレス機というのは例えば人の形をしているデザインのものだったりで、なかなか家庭で揃えられるような機械ではありません。

家庭でもドライクリーニング向けの製品を、専用のおしゃれ着用洗剤などを使用して洗う事が出来ますが、確実に型崩れを起こさずに洗いたい場合にはクリーニング店にお願いした方が良いかもしれませんね。