春が近づくと、気になるのが桜の開花時期。
開花を予想する方法がいくつかありましたので、ご紹介します。
①標本木
標本木は、主に気象台の構内や神社内、公園など、
日本全国47都道府県のすべてに植えられています。
八重桜・河津桜など、300以上の種類がある桜ですが、
標本木に使われるのは、ソメイヨシノです。
全国の標本木の場所をご紹介します。
日本の春の訪れを告げる標本木の桜。
見にいかれてみては、いかがでしょうか。
■北海道:札幌管区気象台
■青森:青森地方気象台
■岩手:盛岡城跡公園(岩手公園)
■宮城:榴ヶ岡公園
■秋田:秋田地方気象台
■山形:山形地方気象台
■福島:信夫山公園
■茨城:旧県庁舎
■栃木:宇都宮地方気象台
■群馬:前橋地方気象台
■埼玉:熊谷桜堤
■千葉:陣屋町公園
■東京:靖國神社
■神奈川:横浜地方気象台
■新潟:鳥屋野潟公園
■富山:富山地方気象台
■石川:金沢地方気象台
■福井:福井地方気象台
■山梨:甲府地方気象台
■長野:長野地方気象台
■岐阜:清水川堤
■静岡:静岡地方気象台
■愛知:名古屋地方気象台
■三重:津偕楽公園
■滋賀:彦根地方気象台
■京都:京都地方気象台
■大阪:大阪城西の丸庭園
■兵庫:神戸市立王子動物園
■奈良:奈良地方気象台
■和歌山:紀三井寺本堂前
■鳥取:久松公園
■島根:松江地方気象台
■岡山:岡山後楽園
■広島:縮景園
■山口:下関地方気象台
■徳島:徳島地方気象台
■香川:栗林公園
■愛媛:道後公園
■高知:高知公園
■福岡:福岡管区気象台
■佐賀:佐賀地方気象台
■長崎:長崎地方気象台
■熊本:小町小学校
■大分:大分地方気象台
■宮崎:宮崎県立総合文化公園※標本木の位置は非公開
■鹿児島:鹿児島地方気象台
■沖縄:末吉公園
標本木の桜の花びらが5~6輪咲いた状態で「開花」、
全体の8割以上開いた場合が「満開」という判断になるそうです。
②休眠打破
桜の花芽は、夏の間に形成され、
その後、休眠期間に入るそうです。
その休眠から目覚めるために、一定期間低温にさらされる必要があるそうです。
これを「休眠打破」というのだそう。
休眠から覚めて、気温が上昇すると、成長を始めて、
「開花」となるようです。
暖冬の場合、休眠から目覚めるのが遅くなるので、
気温が上昇しても、なかなか開花しないということがあるそうです。
③400℃の法則
2月1日以降の平均気温の合計が400℃を超えると開花するという法則。
2月1日を桜が目覚める「休眠打破」の日と設定し、その日から平均気温を日々足していき、開花を予想する方法です。
桜が目覚めるために必要なのは、暖かい春の日差しではなく、
冬の寒さなんですね。
今年の桜の開花は、いつ頃になるのでしょう*
*写真はお店の裏庭の桜です。
スタッフの開花予想は、この桜が標本木になりそうです。