ひそかに話題の木育とは

こんにちは。無垢材家具を取り扱うインテリアショップBRUNCHです。

皆様は「木育」という言葉をご存知でしょうか?

「食育」などが認識され始めた現在ですが、「木育」という言葉もじわじわと広まりつつあります。

木育は平成16年9月に北海道で発足した「木育プロジェクト」から提案された新たな教育です。

木育の活動は北海道から始まり、現在では東京はもちろんですが、全国約100カ所に施設があり、様々な活動や体験が実施されています。

その理念などについてまとめられた「木育プロジェクト報告書」によれば、木育は次のように定義づけされています。

『木育』とは…
木育とは、子どもをはじめとするすべての人々が『木とふれあい、木に学び、木と生きる』取り組みであり、子どもの頃から木を身近に使っていくことを通じて、人と、木や森との関わりを主体的に考えられる豊かな心を育むことです。
【木育の3つのプロセス】
□木とふれあう
気軽に木にふれ、木に包まれることで、木の良さを感じる

□木と学ぶ
木や森林について関心を深め、知識や技を身につける

□木と生きる
家庭や地域、社会で木育が実施・継続されるようにしていく

といっても、森の中で駆けずり回って遊ぶことや、森の中で暮らすことだけが木育ではありません。

きっかけとして離乳食を食べるスプーンを木製のものにする、近くの公園を散歩してお気に入りの木を見つける、という事だけでも十分だと思います。

その他、「木育カフェ」というものもありますので、木のおもちゃにふれる場所として利用してみてもいいかもしれません。

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BRUNCHで取り扱う無垢材家具は、上質で、ふれると温かみを感じるものが沢山あります。

毎日の食事を摂るダイニングテーブルや、ベンチ・チェアなどは直接肌にふれるものです。

私も子供の頃に木の家具にふれ育ちましたが、(私の場合はお気に入りの木のチェアがありました。)
座面にあった木の節や、顔のように見える木目などは今でも覚えています。

先日BRUNCHにご来店された親子の、「木って気持ちいいね〜」という会話を耳にしました。

プラスチックや金属の家具や日用品が増えている現在の日常生活ですが、天然の素材にふれることができる機会が少なくなっていること、以前は当たり前だったことがそうでなくなってきている事が悲しいと思っています。

だからこそ、「木育」。良いじゃないでしょうか?

無垢材家具は、ちいさなお子様が大人になるまではもちろん、一生を共にできる素敵なアイテムです。

無垢材家具は上質で厳選されたものだからこそ、価格が安いとは言えませんが、決して高いとも思いません。

理由は、その価値があると思うからです。

どうぞ、これから盛んになるであろう「木育」に注目する機会がありましたら、木のスプーン、木のおもちゃ、木の家具にまずはふれてみてはいかがでしょうか。