1世紀愛されるランプシェイド

インテリアに欠かせないアイテムの一つ”照明”について。

BRUNCHでも多くの展示に使われていてリビングやダイニングをくつろぎの空間と演出してくれる照明はとっても大切な存在です。

今回はデンマークの有名な画家でもあり建築家のP.V.イエンセン.クリントが生み出した”LE KLINT”(レクリント)についてお話し致します。

インテリアに興味がある方はもちろんですが一度はどこかで見たことがあるのではないでしょうか。

20世紀のはじめ、クリント氏が紙を規則的に折上げてランプシェードを作ったことが始まりで、クリント家の趣味から1940年にはレ・クリント社が設立され、今ではデンマーク室御用達に選定される世界を代表する照明となりました。

P.V.イエンセン.クリント

“LE KLINT”の照明は一枚の紙を手でおり上げたプロダクトで、建築家ならではの計算つくした柔らかなコントラストが美しいデザインです。

当初製作されたハンドクラフトシェード

今でもひとつひとつ丁寧に手作りで折られ生み出されているので、そこには伝統工芸のような貴重さが存在します。

LE KLINT ペンダントライト 101B

北欧の冬の日照時間は少なく家で過ごす時間を大切にしてきた北欧の人々にとって光はとても大切なもの。生産性だけではなく目に入る光の美しさは、人々の生活の安定や安心を生み出していたのではないでしょうか。

21世紀となった現代でも愛される無駄のないデザインはこれからも変わらず愛されるインテリアであり続けるでしょう。

それでは本日はこのあたりで。